「普通の会社員がFIRE(経済的自立・早期退職)をどう実現したのか?」
そのリアルな資産推移をシリーズで公開しています。本記事では、2023年1月から2024年8月までの資産推移を、具体的な数値とともに振り返ります。
資産額の推移と変化の要因
この期間、私の資産は以下のように大きく変動しました。
- 2023年1月時点:6,544万円
- 2024年8月時点:9,286万円
- 増加額:2,742万円
主な要因は2つあります。
① 現金から金融資産へのシフト
FIREを見据え、現金比率を減らして株式や債券などの金融資産への投資を進めました。結果的に、資産の成長スピードが加速しました。
② 歴史的な円安の追い風
2023年1月には1ドル=130円だった為替レートが、2024年6月には160円台まで円安が進行。米ドル建て資産が円換算で大きく膨らみました。
🌟円安=米国資産の評価額アップ=資産爆増!
このタイミングで、自分史上初めて「資産1億円超え=億り人」を一時的に達成。その時、私はFIREを本気で決意しました。まさに、人生のターニングポイントでした。
以下の表は、実際の資産推移データです(単位:千円)。資産の種類ごとに細かく記録しています。
🔍 2024年前半に現金比率を大胆に下げ、ETFや投信への投資を増やしたのが特徴的です。
この期間に買った金融資産
✅ EDV(米国超長期国債ETF)
米国の25年以上の超長期国債に連動するETF「EDV」を主力に購入しました。
- 購入理由:
- 金利上昇による価格下落で割安感があった
- 配当利回りが4%前後と高配当
- 円安下でも高配当なら旨味があると判断
📉2024年10月現在、価格の上昇は限定的ですが、配当は安定しており、FIRE生活の「インカム源」として機能しています。

今後は、米国の利下げによる値上がりに期待大!
✅ SBI日本高配当株式ファンド
もうひとつの注力商品が「SBI日本高配当株式ファンド」です。
- 構成:日本企業の高配当株中心
- 分配金目標:年利4%
- 購入理由:日本経済復活への期待
2024年2月には日経平均が史上最高値42,000円台を突破。円安とインフレにより企業業績・賃金ともに上向き傾向で、日本株の高配当戦略が再び注目されています。
【振り返り】資産形成は特別な才能がなくてもできる
私がやったことは本当にシンプルです。
- 無駄な支出を抑える
- 生活を楽しみつつ、余剰資金は投資に回す
- インデックス投資をコツコツ14年継続
FIREに至るまで、華やかな短期トレードや一発逆転の勝負は一切ありません。ただ、「時間と積立の力」を信じただけです。
📌 どんなに普通の会社員でも、地道にやればFIREは目指せる。
おわりに|FIREを目指す全サラリーマンへ
FIREは、特別な人のためのライフスタイルではありません。
「何にお金を使い、何に使わないか」その選択を日々積み重ねることで、誰にでも実現可能な未来です。

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