【元サラリーマンFIRE】大検証!高配当株と投資信託はどっちがいいの?

FIRE生活

配当金だけで生活をしていく。それは投資家にとって大きな夢でもあります。しかし、FIREのルールではインデックス投資を行い、その4%を切り崩して生活するのが一般的です。また、その概念のお陰で、少ない投資資金でもFIREに踏み切ることが可能となります。私もFIRE前は、高配当株で配当金を得るのか、もしくはインデックス投資を切り崩して生活していくのか、悩んでいました。

現在、私のPFはインデックスの投資信託をベースにしつつも、一部ETFと日本高配当株ファンドで配当金を得る構成にしています。今回のブログでは、2024年1月~2025年1月の配当金を振り返りながら、配当金が自分の生活に与える影響、そして私が考える高配当株と投資信託のバランスについて話したいと思います。

タクマ
タクマ

高配当株の中身は、下記のブログをご参照ください!

配当金の推移について

2024年1月~2025年1月までの配当金の推移について紹介します。合計金額は742,526円となりました。下記のグラフ推移を見ればわかるように、2024年度は将来歴なFIRE生活を見据えて、高配当株の買い増しを進めた1年だったため、後半にかけて配当金額が増えています。

そして、2025年度は、100~115万円程度の配当金を得る予定になっています。では、なぜ高配当株の比率を増やしたか?ですが、やはりFIRE後に無収入になるのは、精神的に辛いのではないかという心配が生じたからでした。

配当金についての考え方

現在、ある程度の配当金を得るようになった私の感覚ですが、「FIREするなら、配当金はあったほうが良い」という考えが優勢になっています。理由は3つです。

無収入の心細さ

会社員を卒業してFIREをすれば、当然ながら給料はなくなります。今まで当たり前のように毎月得ていた給料が急になくなると、予想以上に生活が心細くなります。(FIREのルール上は問題なくても)

そんな心細い精神面を補強してくれるのが、この配当金の力です。例えば、毎月10万円程度の配当金を得ることができれば、少なくとも家賃は支払えるな、という心の余裕が生まれます。この心強さは、FIRE直後の臆病になった社会的弱者の気持ちを支える、精神的支柱になってくれるのです。

資産取り崩しの精神的ハードル

二つ目の理由も精神的なものです。現在のように株価が順調に推移している期間であればまだしも、リーマンショック級の大暴落が起きた際も、淡々と4%ルールに従って資産を取り崩すことができるでしょうか?私は、強靭な精神力がなければ難しいのではないかと思います。

仮に大暴落が起こった際、資産を取り崩ししなくても配当金がでる状態であれば、精神的な余裕を保つことができるでしょう。

配当金は万能薬ではない

一方で、しっかり考えておかなければならないのは、配当金は万能ではないということです。

高配当株のデメリットとして、減配リスクがあること、値上がり益・売却益を狙いづらいことが主な理由です。高配当株の割合を高めすぎてしまうと、好況下での株価上昇で資産を増やせないばかりか、4%ルールから逸脱してしまうリスクもあります。大切なのは、高配当株と投資信託のバランスだと思います。

タクマが考える最適バランスとは?(2025年1月現在)

現在、タクマが考える最適なバランスは下記です。

・資産の65%はインデックス投資で運用

・資産の35%は長期米国債のETFで運用。配当金と将来的な値上がり益を狙う。

仮に1億円の資産運用を上記のロジックで運用した場合、現在の長期米国債ETFのEDVでは、直近約4%の配当利回りがあり、年間:140万円(別途税金)の配当金を得ることが可能です。また、米国では現在、高金利な状態が続いていますので、EDVの株価はかなり安価になっています。今後、米国の金利が下がれば、EDVの株価が上昇する可能性もあります。

また、残りの資産65%をインデックス投資で運用すれば、年率4%の成長と仮定して年間:260万円の運用益もしっかり得ることができます

もちろん、資産運用は個人の責任で行う必要がありますし、100人いれば100通りのライフスタイルがあり、その投資方法も様々だと思います。2025/1時点の私のポートフォリオも、実際には上記のような構成になはなっていません(笑)が、下記ブログに詳細を記載しているのでぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。

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