英語力があれば、年収は確実にアップします。
私は30代前半に年収が800万円を超え、30代半には950万までに到達しました。その理由はただひとつ、英語力に大きな強みを持っていたからです。FIREを目指す全サラリーマンに、私は英語習得を強くお勧めします。「英語」という強みを身に着ければ、更に年収がアップし、また今後の人生を豊かにしてくれるでしょう。このブログ記事は、英語を始めたいけれど迷っている人の後押しができるよう、サラリーマンにとって英語習得が必須な理由を紹介しています。
日本のグローバル化によるチャンス到来
現在、日本にいる外国人の数は約300万人、人口比率の2%を占めています。私の幼少期には町で外国人を見かけることは稀でしたが、今では訪日観光客を含めて、至る所で外国人を見かけるようになりました。そう、日本では急速なグローバル化が進んでいます。これは英語を話せる人にとって、大きなチャンスが広がっていることを意味しています。
インバウンド需要のチャンス
日本は観光大国として国際的な地位を大きく上げることに成功しています。
事実、その数はこの10年間で2倍に増え、2023年度の日本のインバウンド需要は約5.9兆円超え、訪日外客数は2,500万人と過去最高でした。更に、2024年度の訪日者数は過去最高を記録することが確実です。日本政府は訪日外国人数の目標を、2030年までに6,000万人としており、この7年間で3倍にする意欲的な数値を設定しています。
人口減による国内産業の衰退が進む日本で、インバウンド需要は数少ない経済成長が約束された産業なのです。
しかし、日本の観光産業では、人手不足が深刻化しており、英語でコミュニケーションをとれる人材に至っては圧倒的に足りていない状況です。最近では、沖縄の国際通りの飲食店が、時給2,000円でも人材確保に苦慮しているニュースが伝えられました。このような状況下、英語を話せる飲食店スタッフの給料が、一流企業のサラリーマンの給料を追い越す未来がくるかもしれません。
海外進出のチャンス増加
2022年のジェトロ調査では、海外市場を自社の有望な成長市場ととらえている日本企業は全体の3分の2以上、また、海外拠点を更に強化していくと答えた企業は過半数を超えています。更に今後の有望展開先として、1位は米国、2位はインド、中国と続きます。中国は昨年比でポイントを大きく落としており、今後は米国やインドなど英語を必要とする国への海外進出が更に進むことが予想されます。
今後、あなたが勤務する企業でも、英語を使う業務が増えていくかもしれません。あなたが英語人材としてのスキルを持っていれば、大きなグローバルプロジェクトに参加したり、海外駐在したりするチャンスが広がるのです。
年収アップのチャンス
英語力による昇給の差
転職情報サイトを運営するグローバルタレントが22年に発表した調査結果では、英語力が年収に与える影響が示されています。
20代~30代では大きな差はないものの、40代~50代と年齢が上がるにつれて、英語力が高い人ほど年収が高くなる傾向があり、特に50代では男性で1.3倍、女性で1.6倍の差が出ていることがわかりました。
これはマネージメント層ほど高い英語力を求められる事を意味しており、現在30代の人が更に年収をあげていくために、英語力は必須であることを意味しています。TOEICのスコアが基準を超えないと昇進すらできない企業もあります。もはや、英語力抜きでは昇進も叶わない時代がきているのです。
仕事のチャンス拡大
私の日系企業時代は、日本市場より海外市場がより重要視される傾向であったため、マネージャークラスは高い英語力が求められました。一方、どれだけ優秀でも英語がしゃべれない人材には、新しいチャンスは与えられることはありませんでした。
もちろん求められる英語力は職種に依る部分も大きいでしょう。しかし、今後の日本では、国内市場だけで成長が見込まれる分野は限られています。英語力を身に着ければ、海外で活躍する企業へ転職することも可能になります。自分の将来のサラリーマン人生にとっても良い選択肢となります。
自己成長のきっかけ
新しく挑戦することの意義
挑戦することのメリットは計り知れません。新しい知識を得ることはもちろん、新しい人脈の形成、自分への自信など、今後の自分の人生において、新たな可能性を広げることができます。
私が某国で駐在した際、その国の言語習得に挑戦しました。最終的には、日常会話やビジネスプレゼンができるほど成長することができました。その経験で私が感じたのは、新しい知識を得ることの喜び、また、学習することの楽しさです。30代をすぎてもで新しいことに挑戦するのは素晴らしい経験でした。
海外旅行
英語を話せることで、海外旅行のハードルが一気に下がります。一番の不安である、現地でのコミュニケーションを克服することができるからです。
私が旅行するときは、ツアーに入らず全てを自分で手配します。ツアーの良さも当然理解はしていますが、団体行動を強いられたり、自分が希望しない行先や食事に付き合う必要が出てきます。個人旅行をすれば、すべては自分の思うがままに旅行することが可能です。
もし現地でツアーに参加したければ、現地で申し込むことが可能です。日本のツアー会社を経由するより安く、更には、他の国から来た人との交流も期待できます。旅の醍醐味のひとつは、異文化を肌で感じることです。すべてが計画されたツアーでは味わえない経験ができるはずです。
まとめ
日本人は完璧な英語を話したいという思いに拘りすぎて、うまくコミュニケーションができない場合が多いと言われます。
私が知る限り、英語を第二言語として話す外国人は、文法に拘らずとも自信をもって自分の意思を伝えることで、コミュニケーションを成立させています。文法が不得意でも、伝えたい気持ちがあれば、意外と思いは伝わるものです。
日本人は義務教育により英語の素地を持っています。そこから英語学習の一歩を踏み出し、少しの自信をつけるだけで、すぐに英語人材としてステップアップすることが可能だと私は考えています。
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