グローバル化が進む現代において、英語習得は年収アップの最も効率的な近道です。しかし、英語が苦手な多くの人はどう始めればよいかわからない。そんな人のために、私が実践している英語学習法について紹介します。英語力向上の一番のコツは、勉強を習慣化して、毎日少しずつ継続することです。この記事を実践すれば、楽しく効果的に毎日英語を勉強して、気づけば英語が得意になっている!はずです。
英語上達がなぜ必要なのかについて紹介した記事も紹介いたします。
【年収アップを目指す全リーマンへ】英語力習得が必須な3つの理由
英語上達の基本戦略
習慣化が重要
英語の習得に最も重要なことは、毎日英語に触れることです。日本人が基本的な英語習得に必要な時間は、学生時代の勉強時間を除いて、約1000時間と言われています。言語の学習は、その人のセンスに依る部分もありますが、基本的には学習時間をしっかり確保することが上達のコツです。多くの人が英語学習を諦めてしまう理由のひとつに、学習時間を確保できないという課題があります。
私のおすすめの方法は、1日に10分程度の時間をまずは確保することです。例え少ない時間でも、1ヵ月で5時間、1年間で60時間になります。単純計算で16年続ければ、英語を習得することができるのです。習慣化できるまでが一番つらい時間なので、まずは60日間を目標にやってみましょう。人間は平均して60日間、同じ行動を続ければ習慣化できると言われています。
2ヵ月間の学習を続ければ、英語力向上を少しずつ感じることができ、学習がたのしくなってきます。ときにはTOEICを受けたりして、自分の実力アップを定量化してみるのも良いでしょう。
日本人の弱点を強化しよう
日本人の英語力は、リスニングとスピーキングが圧倒的に不足しています。これは、日本の英語教育が文法や語彙に偏ったものだからです。これが原因で、日本人は英語が必要な場面において、全く英語が話せない状況になってしまうのです。
しかしこれは決して悪い事ではありません。日本人は英語の基礎がしっかりできているので、弱点を克服する勉強をすれば、飛躍的に向上できるポテンシャルを持っています。
私の留学時代を思い返すと、欧米や中南米の生徒は、アジア系の生徒と比べてスピーキングやヒアリングがかなり上手でした。これは彼らの言語が英語と似ているため、容易に話すことが可能なのです。一方で、文法レベルはかなり低く、アジア系の生徒と正反対でした。日本人は英語文法をすでに理解できているので、弱点であるスピーキングとヒアリングに重点を置いた勉強法を実践しましょう。
一番おすすめの学習方法
シャドーイングは無敵の学習法
スピーキンリスニングを同時に行える最も効果的な勉強法があります。それは「シャドーイング」です。
シャドーイングは、聞こえてくる英語音声をマネしながら、実際に自分でも声に出して英語を発生する勉強法です。音声に少し遅れて影(シャドー)にようについていくことから、シャドーイングと呼ばれています。
シャドーイングのリスニング効果は絶大です。まずは音声を聞き取ることが第一条件となるため、耳は必至に音声を聞き取ろうとします。自分が理解できない単語は発音できないので、単語の正確な発音方法が向上するのです。
二つ目の効果はスピーキング力向上です。模範となる音声をマネしながら発生するため、正しい発音方法が身に付くとともに、英語を話す練習にもなります。最初は音声をゆっくり流し、文字を確認しながらシャドーイングし、慣れてきたら、何も見ないで少し早めのスピードでできるようにしていきましょう。
楽しく学習できるアプリ紹介
私は今までかなりのシャドーイングアプリを制覇してきました。今まで私が使ってよかったと思うアプリを紹介したいと思います。
1.MOKA 英語漬け ★★★★☆
本格的なシャドーイングが可能です。自分のレベルに合った英語文を選択可能で、初心者から上級者まで満足度の高いアプリで、自分の発音を録音して、きちんと発音できているか確認することも可能です。
2.OK Panda KK ★★★★☆
本格的なシャドーイングが可能です。こちらのアプリも初心者から上級者まで対応していますが、少し初心者よりです。自分の発音が点数で評価されるので、日々の上達を感じることができて楽しかったです。
Cake ★★★★☆
シャドーイングに限らず、単語テストや穴埋め英語文なども楽しめます。初心者の方はより楽しく学習できるアプリです。シャドーイングも豊富に準備されており、自分の発音についてはABC評価してくれます。
シャドーイング 最短で英語上達する ★★★☆☆
上級者向けのシャドーイングアプリです。オバマ大統領の演説をそのままシャドーイングできるもので、英語文を読まずにマネできるようになれば、かなり英語が上達したと言えるでしょう。オバマ氏の英語発音は個人的に聞き取り易くて大好きでした。
ELSA Speak ★★★★★
英語発音の上達に特化したアプリで、上級者向けです。すでにある程度英語が話せる人が使っても、自分の発音のクセがわかり、矯正することが可能です。自分の発音への評価も厳しめで、上級者からでも更なる英語力向上に使えます。
色々な英語アプリがある中で、私が実際につかっていたものを紹介しました。アプリを選ぶうえで一番重要なのは、自分のレベルに合ったものを選ぶことです。ほとんどのアプリで無料のお試し期間があるので、いろいろ試してみましょう。
裏技紹介
最後に、英語学習のもっとも効果的な裏技を紹介します。それは、「現地で生活すること」です。
基本的な英語習得に必要な1000時間を達成するためには、24時間の英語環境に自分が身を置くことが手っ取り早いです。具体的な方法としては、海外駐在や留学です。すでに社会人になっている人にとっては、留学の時間を確保することは難しいかもしれませんが、海外駐在であれば、可能性があるでしょう。
また、短期間であっても留学は英語力向上に有効です。例えば、転職までの有給消化期間や、まとまった休みが取れる職種の人であれば、留学を検討してみるのも良いです。
まとめ
私は学生時代から英語の学習を始めて、早や20年以上が経ちました。今でも毎日10分の英語学習を続けており、シャドーイングの活用も加わり、発音もかなり上達しました。今では英語圏の人からも英語力を褒められるようになりました。
現代では性能の良いアプリがたくさん登場しており、昔と比べても勉強しやすい環境が整ってます。昔のように、た英会話スクールに通わなくても、アプリを使えば少額で勉強を始められます。
もし英語を勉強したい人がいれば、紹介したアプリをダウンロードして、早速初めてみてください。楽しく英語が学べることを保証します!
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