平凡な「普通」のサラリーマンがFIREするなんて無理と思っていませんか?私はごく普通の家庭で育ち、ごく一般的な企業に勤めるサラリーマンですが、30代で準富裕層(資産:5000万円以上)に到達することができました。
私は自分の経験から、どんな人でも準富裕層に到達する事は可能だと思っています。このブログでは、これまで私がどのようにお金と向き合い資産形成を進めたのか、学生時代から遡って公開します。例えあなたがどんな普通の人でもで資産形成は可能だとわかってもらえると思います。ぜひ参考にしてみてください。
学生時代について
バイト&海外留学 (100万円)
学生時代を思いかえすと、アルバイトと友達付き合いに明け暮れる日々でした。当時は人並みにファッションにも興味があり、また仲間とほぼ毎日のようにつるんでいたので、そのお金を稼ぐためにバイトに励んでいました。まさに自分の青春時代です。
大学生の後半には、昔からの夢であった長期留学(1年)を実現する事ができ、必死に英語学習に励みました。卒業旅行では自分で貯めたお金で、短期ではありますが2度目の留学も経験し、海外への憧れを更に強めます。
この経験から、就職活動においては海外で活躍できそうな企業を重点的に探しました。当時は氷河期時代後の売り手市場というラッキーもあり、有名な大手企業に奇跡的に潜り込むことに成功します。新卒カードをうまく活用できた事が今の資産形成には大きく影響したと思います。
両親のお金に対する考え方
両親は昭和時代としては珍しく共働きで、現代でいうパワーカップルでした。昔を思い出しても、お金で苦労したという経験はなく、大学にも海外留学にも行かせてもらう事ができ、今考えると両親の資産力に感謝しかありません。
一方で両親はもともと裕福な家庭の出身ではなかったため、決して無駄遣いをしない人達でした。家族で外食をする事はほぼなく、決して見栄の為にはお金を使いませんでした。
両親の唯一のお金の使い道は海外旅行で、私はラッキーにも子供時代から数多くの国に旅行することができました。この時の経験が私の海外志向を加速させたました。モノより経験にお金を使うという考え方も、この両親の影響を強く受けています。この考えに触れながら育ったことは幸運でした。
新入社員時代について
貯金しながら遊びも頑張る
大学卒業後は大手日系企業に就職し、親元を離れて一人暮らしを始めました。会社の仕事に慣れるのは大変でしたが、幸運にも営業という仕事は自分の性に合っていたようで、順調なスタートを切ります。
資産形成においては、大企業に潜り込めたおかげで、福利厚生という大きな武器を得ました。住宅費用や光熱費などは会社が負担してくれ、新人時代は給料は低いながらも、しっかり毎月5万円くらいは貯金していました。ただ、当時は銀行にただお金を預けていただけでした。
社会人になってから自由にできるお金を得て、友人と出かけたり、海外旅行に行ったり、意図的に貯蓄以外のお金は使い切って遊ぶような生活をしていました。この時の経験はまさに自分の第二の青春時代です。当時はFIREなんて言葉すら知らず、一生この会社でサラリーマンとして過ごす事に何の疑問も持っていませんでした。
お金に関する考え方の変化
私の人生観に最初の大きな影響を与えたのは、東日本大震災です。一瞬にして多くの命を奪ったこの出来事に対し、人間はいつ死んでもおかしくないんだと感じました。同時に、サラリーマンとして毎日を会社に捧げる人生で良いのかと考え始めるきっかけになります。私の好きな漫画である「ドラゴンヘッド」で主人公が言うセルフがあります。当時は強く影響を受けました。
「死に鈍感ってことは、生に対しても鈍感ってことじゃないのか」
人間は明日も絶対に死なない事を前提に生きていますが、実はそうではない、ということ。サラリーマンとして一生を過ごすのではなく、いつかは自分が本当に生きたい人生を自分の意思で歩まなければならない、と考えるようになりました。
投資について勉強を始める
この頃、初めて早期リタイアついて勉強を始めます。お金を稼ぐ手段として、不動産投資、副業、転職、資格取得などの勉強をしたり、実際にトライしたものもあります。最終的に、一番自分に合った方法がインデックス投資でした。
その中でも最も影響を受けたのが、セゾン投信のCEOである中野晴啓氏の本です。中野氏は証券会社などを介さず、個人に投資信託を販売する会社を立ち上げた人で、今では一般的な、低コストで少額から積立て投資ができる手法を日本にも浸透させた人です。ここで学んだ「長期投資」という方針こそ、自分の資産を大きく増やせた秘訣でもあり、今でも自分の投資法の軸でもあります。
※中野氏は現在セゾン投信のCEOを辞職されています。
初めての投資を始める (500万円到達)
その後、はじめての投資に踏み出します。まずは給料やボーナスからコツコツ貯めた500万円が銀行にあったので、これを最初の資金としました。その後も月3万円の積み立てを設定し、毎月少しずつ金融資産を増やしたのです。
当時は東日本大震災後で、日経平均株価は1万円を切り、一方で対ドル90円台という異常な経済状況でした。投資開始当初は、含み損がどんどん膨らむ状況が続きます。結果的には、この期間にしっかり我慢して「長期投資」という基本方針を堅持したことが、のちの資産増大に繋がります。当時の自分を今でも褒めてあげたいです(笑)
その後、自民党政権が復活し、アベノミクスが始まった事で経済状況は大きな変化を迎えます。含み損を継続していた私の金融資産は、その後数年で含み益込みで2倍以上に成長するのです。これが投資における初めての成功体験でした。
このあと、海外駐在を経験することで更に自分の投資人生はさらに加速していきます。後編にその内容をまとめています。
【普通リーマンの資産形成の歴史公開~後編~】30代で準富裕層に到達する方法
まとめ
自分の資産形成に大きな影響を及ぼしたのは、①親のお金に対する考え方の影響、 ②震災をきっかけにした人生観の変化、③長期投資という軸の堅持、④アベノミクスのよる株価上昇、だと思います。
決して一晩でお金持ちになれるわけではありませんが、コツコツと長期的に金融資産を積み立てる事で、誰でも数年後には、金融資産を増やすことが可能です。ぜひ第一歩を踏み出してみましょう。
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