FIRE生活には憧れるけど、実際にどんな生活になるか想像もできない!という人は多いはず。特にサラリーマン経験者にとっては、急に自由の身になっても何をしていいかわからない、と混乱してしまいそうです。
そんな方々に、元サラリーマンであるタクマのFIRE生活の実情について8つの項目(健康、人間関係、自己成長、仕事・貢献、経済、環境、時間)にわけて、正直にレポートしたいと思います。私のFIRE生活が、みなさんの退職計画への参考になれば嬉しく思います。
念願のFIRE生活、1ヵ月目の生活を総括します。
総合まとめ ★★★★☆
総合満足度:★4つ
全項目の平均値より、総合満足度は高得点となりました。ずっと憧れていた生活を達成した喜びに加え、今まで会社員として過ごした10数年からは想像もできないほど、穏やかでゆっくりした生活を送ることができ、幸せを感じました。
退職する前は、会社員である自分のステータスがなくなることや、周りの人からどう見られるのか、など恐れていたことも多かったですが、いざ一歩踏み出してみればそれはすべて杞憂でした。やっぱり一番重要なことは、人からどう見られるかではなく、自分の幸せの価値観に従って自分が選びたい人生を歩んでいくことです。新しい一歩を踏み出した自分の決断に全く後悔はないと言えます!
1.健康 ★★★★★
1ヵ月目の「健康」は満点の★5つです。
FIRE生活スタート以降、毎日ジムに通って、水泳と筋トレを行っています。もともとジムに行く習慣はあったものの、仕事や飲み会でいけない日も多かったので、健康面はかなり改善しました。更に、起床後にまずはジムに行くという生活を送っているため、規則正しい生活のスタートとして日々のスケジュール管理にも役立っています。
精神面においても満点です。長らく続いた会社員という生活が終わったことで、仕事の課題や対応に追われるプレッシャーから解放されました。こんなに穏やかな日々を送るのは、本当に久しぶりです。
2.家族・人間関係 ★★★☆☆
FIRE1ヵ月目の「人間関係」は★3つです。
大きく変わった点は、会社関係の人達との交流がなくなったことです。しかし、もともとテレワークを基本としていたり、会社の飲み会にもほぼ参加していなかったので、体感としては大きな変化は感じていません。家族や友達など、従来の人間関係に変化はないため、全体としては大きな変化なしという評価です。
FIREをしてせっかく時間ができたので、今後は新しい人間関係の構築にも挑戦したいと思っています。
3.自己成長 ★★★★★
1ヵ月目の「自己成長」は★5つです。
人生における自己成長とは何か?を考えたときに、私は新しい知識や探求だと思っています。その意味で、FIRE1ヵ月目は全く新しい生活に踏み出した記念すべき第一歩であり、またブログを再開して自分の体験発信という新しい挑戦も始めたので、満点としました。
2ヵ月目以降も、会社員時代にはできなかった新しい分野での知識習得や諸々の役所手続きなど、日々の知識を意識的に吸収できるように意識していきたいと思います。
4.仕事・貢献 ☆☆☆☆☆
1ヵ月目の「仕事・貢献」は★0です。
FIRE生活なのに、仕事の項目を評価することは少し違和感があるかもしれませんが、私にとって仕事の定義は組織で働くという意味だけでなく、社会貢献の意味も含むと思っています。自分のやりたい事を通して社会貢献し、その活動を通してお金を稼ぐ、これが私の理想の仕事像です。
具体的なアクションは少しずつ進めていますが、個人でお金を稼ぐことは予想以上に大変そうで、この項目に★が付くにはかなり先になりそうですが、気長に挑戦を続けていくつもりです。
5.経済 ★★★☆☆
1ヵ月目の「経済」は★3つです。
会社員としての最終給与を受け取ることができた事に加え、FIRE1ヵ月目は、もともと予定していた節約生活を実行することができ、大幅な支出削減に成功しました。
私は、FIRE生活といっても過度な節約生活をするつもりはありません。しかし、FIRE1ヵ月目はどれだけ自分が質素に生活できるのか試しておきたいと考えていました。結果的に、ほぼ外食はせず自炊生活を送り、日々の娯楽もジム通いとNetflixという極端な生活で、支出を前月の2~3割程度に抑えることができ、大きな自信となりました。
一方で、金融資産の推移については、前月より資産マイナスとなったため少し減点。2024年度の株式市場の動向はまだまだ読めないですが、この点を気にしすぎても人生を楽しめません。ほどほどに気にしながら生活していきたいと思います。
6.環境 ★★★★☆
1ヵ月目の「環境」は★4つです。
環境は退職後も大きな変化はないため、満足度はかわりません。もともと自分の理想的な住環境にいたため、満足度の高さは継続です。
7.時間 ★★★★★
1ヵ月目の「時間」は★5つです。
当然のことですが、退職後は自分のために24時間を使うことができます。自分のやりたいことを十分にできる自由な時間が持てるようになったため、文句なしで満点です。
多くの日本人は40年以上をサラリーマンとして生活し、長期休暇や休日以外は自分のプライベートな時間を持つ事ができません。また、休みの日であっても、仕事の心配が完全に消えることはなく、自分の生活はいつも仕事に浸食されています。
そんな状況からいきなり完全自由な身分になり、少し戸惑っている部分もありますが、いまはこの自由をしっかり噛みしめたいと思います。
来月の振り返りもお楽しみに!
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