2024年も残りわずか。今年は、私にとってまさに人生の転機とも言える忘れられない1年でした。
長年の夢だったFIRE(経済的自立&早期退職)を達成し、「自由な人生」の扉を開いた記念すべき年。
しかし、ただハッピーなだけじゃなく、FIRE後の現実や葛藤、学びがぎゅっと詰まった濃密な一年でもありました。
今回はそんなFIRE1年目のリアルな体験を、「出来事」「学びと反省」「資産推移」の3つの視点から振り返ってみたいと思います。

皆さんは、どんな1年でしたか~?
自分に起きた変化と出来事
2024年前半の私は、まだ「サラリーマン」でした。
それも今となっては信じられないほどバリバリ働いていて、出張で東南アジアを飛び回り、目の回るような日々。でも仕事には充実感もあって、「これはこれで悪くない」と思っていました。
そんな私がFIREを決意したのは6月。保有資産が一時的に**1億円を突破(いわゆる“億り人”)**し、「もう、今でいいじゃん」と思ったのがきっかけです。そこからは一気にギアを切り替えて、後半は念願のFIRE生活に突入しました。
無職になって感じたのは、何にも縛られない圧倒的な自由。
かつて「仕事」は“逃れられない呪縛”のような存在でしたが、今では「やる・やらないを自分で選べるもの」へと変化しました。これは実際にFIREしてみないと分からない、新しい世界の感覚です。
半年ほど会社を離れて生活してみると、もう以前のようには働ける気がしません。
満員電車、社内政治、ひっきりなしのメール…。そんな日々を15年以上も続けていた自分が、もはや別人のように思えます。
とはいえ、仕事を通じて得られる経験や学びも大きかったのは事実。私は比較的仕事を楽しめていたタイプなので、将来的にはまた社会復帰する可能性もゼロではないと思っています。
今年は「仕事」との向き合い方を改めて考えさせられた、そんな一年でした。

FIRE後の学びと反省
2024年を振り返って最大の反省点は、「目的のない生活は意外としんどい」という気づきでした。
FIREしたら毎日がバラ色…なんて幻想は見事に打ち砕かれ、目的意識を持たずに過ごす日々が、精神的に意外と辛いという現実に直面しました。
もちろん、「何も考えず自由に生きる」のが向いている人もいます。でも、私はそうではなかった。
この経験を通じて実感したのは、**FIREはゴールではなく“人生を前向きに進めるための手段”**だということです。
私は「FIRE後にやりたいことリスト」を作成し、少しずつ実行してきました。
それでも、ついだらけてしまう日もありました。
2025年は、もっとしっかりとアクションプランを立てて、日々を充実させることが課題です。
自由な時間を、自分にとって価値あるものに変えていく。そんなFIRE生活を目指していきます。
2024年の資産推移と配当金
まずはこちらが、2024年の総資産推移グラフ(12月29日時点 / 為替157円/ドル)です。
📈結果として、1年間で資産は約1,000万円増加!
要因としては、
- 現金を積極的に金融資産へ移行したこと
- 米国株の大きな上昇
この2点が大きく貢献しました。
もちろん、今後もこの調子が続くとは限りませんが、どんな相場でも**「静観できるマインド」を持ち続けたい**と思っています。
今年は本当に…大勝利!!最高!!
■続いては年間配当金の推移です。 2024年の年間配当収入は約55万円でした! FIREを見据えて高配当株への投資を進めたことが実を結びました。特に6月・10月はボーナス月のような額になり、**「無職には配当金が一番染みる」**という実感が強まりました。 2025年は年間90万円を目標に、着実に積み上げていきたいと思います。
2024年を終えて:FIRE達成とその先の人生へ
振り返ってみると、2024年は目標達成と気づきに満ちた1年でした。
サラリーマン生活に区切りをつけ、自分で選んだ人生を歩み始めたこと。そして、その中で見えてきた「FIRE後のリアル」。
自由と引き換えに、自分で人生を設計し直す責任もある。
でもそれこそが、自分の人生を本当の意味で生きるということなのかもしれません。
2025年は、さらに目的意識をもって、FIRE後の第二章を充実させていきたいと思います。
皆さんも、どうか良いお年をお迎えください!

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