はじめに|旅が終わって感じた、新しい気持ち
2025年11月、数週間にわたる海外周遊を終えて日本へ戻りました。
多くの人が感じるであろう「やっぱり日本は落ち着く」という安心感より、
僕の中に残ったのは、意外にもこんな疑問でした。
「本当に、また日本で家を借りて固定費を払い続ける必要はあるのか?」
長期旅行を通して、日本よりずっと低コストでしかも不自由なく暮らせるのでは?という思いが湧きあがりました。
この体験を通じて、頭の中に浮かび上がってきたのが
「移動型FIRE」という新しい生き方です。

移動型FIREとは?|定住しないことを前提にした暮らし
移動型FIREとは、以下を前提にした暮らし方です。
- 家を持たない・借りない
- 固定費を極限まで下げる
- 数週間〜1か月単位で国や街を移動する
いわゆる「デジタルノマド」のように頻繁に移動するわけでもなく、
かといって一か所に縛られることもありません。
「旅」と「生活」の中間にある、
FIRE後の自由を最大化するための現実的な選択肢だと感じています。
メリット①|現地観光を“日常”として楽しめる
移動型FIREでは、観光が日常に溶け込みます。
- 平日の昼に遺跡を見に行く
- ローカル市場を散歩する
- 観光客が少ない時間帯に街を歩く
「観光する」のではなく、
「暮らしながらその街を知る」感覚。
短期旅行では決して味わえない、
FIRE後ならではの贅沢な時間です。

メリット②|どこでも暮らせるマインドが身につく
移動を続けると、自然とこんな感覚が身につきます。
- 日本でなくても問題ない
- 完璧な環境でなくても生きられる
- 住む場所は「選べるもの」
この場所に依存しないマインドは、
FIRE後の「このままで大丈夫だろうか?」という不安を大きく和らげてくれました。
現実的な生活費|月10〜15万円は十分可能
実際に感じたコスト感は、こんなイメージです。
- 住居:月5〜8万円
(ホステル個室、Airbnb、サービスアパート) - 食費:月3〜5万円
(ローカル中心、1食数百円) - 移動:陸路中心で最小限
例えば、
ベトナム → カンボジア → ラオス → タイ → マレーシア
といったルートを組めば、移動費を抑えながら半年〜1年単位の生活も現実的です。
デメリット①|体調を崩したときの不安と保険
最大の不安は、やはり健康面。
- 医療水準が分からない
- 病院探しが難しい
- 言葉の壁がある
だからこそ、海外保険は必須。
移動型FIREにおいて、保険は「節約対象」ではなく
安心を買うための固定コストだと割り切っています。
同時に、このライフスタイルは若いうちだからこそできるとも思います。

デメリット②|治安・国際情勢を把握する必要がある
移動型FIREでは、以下の情報を常にチェックする必要があります。
- 治安の変化
- 政情不安
- ビザルールの変更
日本では意識しなくて済むことが、
海外では生活の可否を左右する重要な判断材料になります。
デメリット③|常に少しだけ気を張る生活
もうひとつ正直に言うと、
- 環境に慣れ続ける必要がある
- 完全に気を抜ける場所が少ない
- 「何も考えなくていい日常」はない
移動型FIREは自由ですが、
決して“完全にラク”な暮らしではありません。
実体験ベース|移動型FIRE向き国ランキング
ここからは、あくまで個人的な体感ランキングです。
🥇 1位:ベトナム
- 物価が安い
- インフラが比較的しっかり
- 食事が安くて美味しい
コスパと生活のしやすさのバランスが最強。
移動型FIREの拠点として、最初に選ぶならここ。リゾートへのアクセスも容易です。
🥈 2位:マレーシア
- 日本企業の進出が多い
- 日本食に困らない
- 物価もまだ抑えられる
「海外初心者×長期滞在」にかなり向いています。
🥉 3位:タイ
- 東南アジアのハブ
- 医療・交通の安心感が高い
- ただし物価はやや高め
ただし、物価はやや高めで、日本の看板が至る所にあって、「海外にいる!」って雰囲気は低め。
安さより利便性重視ならアリ。
4位:カンボジア
- とにかく安い
- 観光は非常に魅力的
一方で、インフラや文化面では好みが分かれる。
特にいまは政治的なリスクがあるので注意が必要。
短期〜中期向けという印象。
5位:ラオス
- 物価が安い
- 食事が美味しい
ただし、本当に何もない。
静かに過ごしたい人向けで、刺激を求める人には物足りないかも。
それでも、移動型FIREは「かなり良い」
デメリットを挙げれば、正直いくらでもあります。
それでも、移動型FIREが魅力的なのは、
- 固定費を低くできる可能性がある
- 選択肢が常に複数ある
- 世界が広がり続ける
- 合わなければ、次に行けばいい
失敗しても致命傷にならない自由さがあるからです。
また、体力や柔軟性に余裕のある若い時しかできないFIREスタイルでもあります。人生は一度きり。
おわりに|FIRE後は「どこで生きるか」を選べる
FIREは、「働かないこと」ではありません。
どこで、どう生きるかを選べる状態だと思っています。
移動型FIREは万人向けではありません。
でも、ハマる人には圧倒的に自由。
この選択肢を知ったことで、
FIRE後の人生は、さらに面白くなりました。
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント